みんなの望んだ作品がアニメ化されればみんな幸せなんですけどね
ラノベ読みの間ではすこぶる評判が悪い神日ですが。自分は結構好きだったり。
以前読書会でも話題になったけど富士見の大賞はラノベ読みまくってこじらせてる層より、ラノベ自体まだほとんど読んだことがない若年層、ラノベ初心者(?)層にアプローチをかけてる感じがする。
それはさておき、消費者と制作側の需要と供給がすれ違ってるという話。
読者としては何十巻と続いてる人気シリーズをアニメ化してほしいけど、そういうシリーズはアニメ化しても原作の伸びしろが少なかったり、無駄に予算がかかったり、キャスティングがうまく行かなかったりとたぶん読者には言えないさまざまな事情がある。
読者としては「そんな作り手の事情なんかしらんわ。はよ俺の好きな作品アニメ化しろやガシガシ」でもいいのかもしれないが、アニメ化というのはいろんな会社や人が絡んでくる分多少の不自由はあるということを知っておきたい。
そういう事情を考えておけば、メディアミックスに対する絶望も微減するはず。多分。
あと角川はアニメの出来はさておき原作の売り出し方はうまいので、どうみても需要なさそうな新装版でもある程度はしっかり売ってくれると思われる。原作ファンとしては面白いアニメ化を期待したいが、アニメ効果で新規読者が増えるだけでも万々歳ではないか。
- 作者: 入江君人,茨乃
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2010/01/20
- メディア: 文庫
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