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主人公によってストーリーは創られる

ライトノベル新人賞にはシリーズ4作目を応募してみるつもりで - とあるラノベ編集の備忘録


 過去を匂わすだけ匂わせて最後まで開示しない作家といえば西尾維新あたりが思い浮かぶが、この記事でいいたいのは「ワナビはもっと西尾西尾しろ」ということではなく。それくらいの心持ちを持たないと主人公をまともにかけない人が多いってことなのだろう。
 自分がラノベ読んでいてつまらないなと感じる大きなポイントの一つにも主人公の魅力不足はある。どれだけ濃厚な設定や摩訶不思議な物語が展開されたところで、それを語る主人公に魅力をなければ全て台無しだ。主人公あっての物語であり、魅力的な主人公がいるからそれを取り囲む敵やヒロインたちが息づいていくのだ。


 最近TRPGのGMをしているのだが、プレイヤーのロールプレイ次第で本来敵役のNPCを味方にしてしまったり、味方を敵にしてしまったりといったアドリブをつい入れてしまう。本来TRPGのGMとしては推奨されない行為なのかもしれないが、規定のシナリオをただなぞるよりずっと面白い。TRPGはプレイヤーが即席で作ったキャラクターを演じて遊ぶゲームなのだが、その場で作ったキャラクターでもプレイしているうちにどんどんバックボーンが作られていく。シナリオもそれに合わせて柔軟に変様してもいいのではないかと思う。


 ラノベ読みとして、その存在でストーリーを次々と生み出していくようなすごく魅力のある主人公を渇望する。




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読んだけど気づかなかったなー

小説にはスケールの小さなものしかないみたいな

数人の編集で数十人の作家受け持ってるレーベルがざらなのに工作員とやらを雇う金はあるんですね