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コスプレAVとどっちがマシか 「僕は友達が少ない」実写映画のキャスティング

みんな知ってると思うけど自分はコスプレAVが割りと好きだ。
こんな記事も書くぐらいだし。。
実写版『僕は友達が少ない』のキャストビジュアルが出揃ったのでさっそくAVと比較してみた - 主ラノ^0^/ ライトノベル専門情報サイト
こちらの記事にわりと反響があって現在進行形でいろんな人に読まれているようなので、「この速さなら言える」的な感じで少し自分の本音を書いてみる。


まず「僕は友達が少ない」のキャストビジュアル発表時、ネット上では多くの失望の声が上がった。上の記事にも「AVのほうがマシ」などの辛辣なコメントが多くついた。
しかし、自分はあのキャストビジュアルを見るたびにすごく嬉しくなるのだ。
映画のキャストよりAV女優のほうが美人というのはたしかだ。髪の色や服装など細部の再現性もコスプレAVのほうが高い。
コスプレAVは非日常を楽しむためのものだ。最近のコスプレAVはほんとうに凝っていてとことん元の作品のパロディを追求している。パロディにこだわっている作品はやっぱり面白い。そして”つかえる”。3次元の女優を2次元のアニメ作品にとことん近づけることによって普通のセックスにはない非日常感を味わえるようになっているのだ。


僕は友達が少ない」の実写映画は非日常を描くものだろうか。自分が知っている「僕は友達が少ない」は恋愛もの、日常ものだ。原作のキャラクターのビジュアルは完成されたものだが、いざ実写でやろうという時にあまりにも原作に似せすぎるとパロディ風味ーーー非日常感が強くなってしまう。
もし制作陣が人気な作品を実写化して儲けたいだけの適当な想いで映画を作っているなら。それこそ今流行の女優をねじ込んだり、原作と雰囲気だけ似てるようなキャストで固めてお茶を濁すだろう。そうやって集めた配役がぴったりとハマってすばらしい作品が出来上がることもなくはないだろうが、そういう作品からは原作愛を感じない。
自分が書いた記事はあえて顔写真だけを比較したが、ちゃんと公式サイトを覗いて、監督コメントやキャストコメントを読むと、作品に真剣に向き合っている姿勢が伺える。実写以外でも、あらゆるメディアミックスは必ずしも原作に似せたほうがよくなるとは限らない。
原作の日常感を尊重してくれている実写映画。いまから来春の公開が待ち遠しい。

『僕は友達が少ない』ブリキArt Works 初回限定版

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あと書き終えて思ったけど冒頭のコスプレAV好きカミングアウト記事の内容にまったく関係なかったしにたい