ラノベを馬鹿にしているのは誰なのか
まー、なんか答え出てしまっているけど、なぜ、と問うた増田自身がもう自..
ラノベは、バカにされていると考えるより自分がバカにされるポジションに身を置いてるって思ってたほうがいいよね
もう触れるのもいやだからいままで触れてなかったけど、この際だからまとめて言及しておく。
増田の脳内世界ではどうなのか知らないが、我々のいる世界に馬鹿にされるために文章を書いている人なんていない。いや、この書き方だと少し語弊がありそうだから少し言い換えると、一方的な差別や偏見による見下しを受けたいなんて思っている人はいない。自分は馬鹿かもしれない、そんなことは思っても他人に馬鹿にされたいとは思わない。自分を馬鹿にしていいのは自分だけだ。誰かに馬鹿にされるために生まれてくるものなんてこの世界には存在しない。
「子供をターゲットにしているから、大人には馬鹿にされて当然」なんて、それこそ馬鹿の理論である。その二つはけして=(イコール)ではない。読者だって誰も馬鹿だと思われたくない。馬鹿にされたくない。
子供のために馬鹿になるなんて現状があればとっくにライトノベルなんて廃れている。
ラノベは馬鹿にされるために生まれたわけではない。
しかしラノベは馬鹿にされるのだ。
ライトノベルが馬鹿にされがちな三つの理由 - WINDBIRD
ライトノベルが馬鹿にされがちな本当の理由 - 文章生成ファクトリー
なぜ馬鹿にされるのか、これは実際馬鹿にしている人を見ればわかるが、そこに大した理由はない。
もっともらしい理屈づけをされていることは稀で、ほとんどがライトノベルの実態にそぐわない、表面だけをなぞった批判……いや、批判ですらない印象論である。
結局、ろくにライトノベルを知らない人が批判しているのだ。漫画が、アニメが、小説が通ってきた歴史と同じように、理解できないものを批判し、安心する。自らの不理解、不勉強を一切顧みずに批判を続ける。他人を馬鹿にすることで、自らを安全圏に置く。批判から遠ざける。
単純だ、ラノベを馬鹿にする人も、自分を馬鹿にされたくないのだ。馬鹿にされたくないから他人を馬鹿にする。
ラノベを馬鹿にしているのは、他人から馬鹿にされたくないと思っている人だ。
みんな人から馬鹿にされたくないから自分以外の馬鹿をみつけて安心する。
ラノベがバカにされる理由はジャンル分けが雑ゆえに、低俗なものが悪目立ちしてしまうから - かくいう私も青二才でね
ライトノベルもケータイ小説も太宰治も、文学として馬鹿にはできない。 - ときまき!
今、ライトノベルを馬鹿にしている人たちにライトノベルを理解してもらえればラノベの可能性はもっと広がるだろう。それっとすごく幸せなことなんじゃないかと思う。
そのために自分たちはもっと互いを理解する必要があるだろう。