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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のラノベっぽさとは

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈上〉 (角川文庫―スニーカー文庫)

 

 

なるほど、閃光のハサウェイとちょっと似てるということか

 

 

 

さておき、「定形から外れてる」だとか「外伝っぽい」みたいな感想はわかるけど、これだけ「ラノベっぽい」という感想が多いのは意外だ。というのも自分には、このタイトルが全然これっぽっちもラノベっぽいとは思えないからである。

 

もちろんライトノベルに似たような作品がないわけではない、ぱっと思い浮かんだものでも白翼のリンケージ (集英社スーパーダッシュ文庫)とか装甲のジェーンドゥ! (ガガガ文庫)とかそれっぽいタイトルの作品はある。しかしどちらもライトノベルを連想して一番最初に出てくるような作品ではないし、「ラノベっぽい」という人たちも別にこれらの作品と似ていると言いたいわけではないだろう。灼眼のシャナ (電撃文庫)緋弾のアリア (MF文庫J)あたりも「○○の××」という組み合わせだが、語感が結構異なる。これらと似ているというのならむしろ「逆襲のシャア」の方が近くなり、「ラノベっぽい」という表現は不適切な気がする。

 

「〈二字熟語〉の〈カタカナ語〉」なんてタイトルはラノベに限らずさまざまなジャンルで使用されている。一つのジャンルをさして、「○○っぽいタイトル」というにはありふれすぎてるように思う。「ラノベっぽい」と思った人はどこからその要素を嗅ぎとったのだろう。気になるなあ