ニャル子が100万売れたとかどうだとかって話
第一に、
アニメは最近でこそ劇場版やって利益出すケースが増えてきたけど、だいたいの作品は無料で放映・配信されていて、視聴率ではなくDVD/BDの売り上げで制作費を回収しているので、記事中の指摘は的外れだろう。
二つ目、
引用元のツイートがされている2012年6月21日時点ではまだ1期が放送中なのだが、なぜ2期の話？ なんとなく「原作の販促はできているようだけどアニメの円盤は売れていないだろう」という論調に話を持って行きたそうな気配を出してるけど、同時期の放送された作品の中では「Fate/Zero」「黒子のバスケ」に次ぐ売り上げなのだが、これは売れていないといえるのか？ また100万部という数字も当時のデータであり、2期も放映され関連書籍も増えた現在ならもっと刷られているはずである。
最後に、
引用元ツイート主はCD業界とアニメ・ラノベを切り離して考えているようだけど、TV版のニャル子にはCD業界のエイベックスが出資している。ニャル子以外にも「シンフォギア」や「ラブライブ！」などレコード会社が深く関わってくる作品は増えてきている。CDの売り上げとラノベの売り上げを比較するのもまったくの見当違いだろう。
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