なぜ『ラノベ読み超会議』のラノベ読みたちはライトノベルレーベル減少を予測したのか
レーベルは減るが読者は増える? ラノベ通が考えるライトノベルの未来 | ダ・ヴィンチ電子ナビ
なんでも『ラノベ読み超会議』なる意識高い集まりが開催されラノベ業界の未来について喧々諤々議論を重ねたようですが。どんな議論をしてこんな結論になったのだろう。頭の悪い自分にはさっぱりわからないので詳しい解説が欲しい。
読者が増えるのになぜレーベルは減るの?
・個人出版や電子書籍など、出版社を介さない作品が台頭していくだろう。
・既存のレーベルが合併吸収などで大手に統合していくと思う。
・現状では出版サイクルが早過ぎ、在庫を抱えて潰れていくところも出てくるのでは。
記事中ではレーベル減少の理由として三つの意見が挙げられてるが、電子書籍の台頭はレーベルが減る原因にはならないし、在庫を抱えるという意見は後述されている読者が増えるという意見と矛盾しているので、レーベルの減少理由を書いているのはひとつのみだ。
既存のレーベルが統合していくだろうという予測だが、これはどこから出た意見なんだろう。まずいままでにライトノベルレーベルが統合したという例が存在しないばかりか、電撃がMW文庫、MFがMFブックスなど既存のレーベルもどんどん分離していっているのが現状である。
読者が増えていくなかで一度分離したレーベルを統合するメリットというは存在するのだろうか。むしろ後述されているボカロ小説などから入り込む新規読者を囲い込むために新たなレーベルを創刊する余地まである。
なぜラノベ読みはレーベル減少を予測したのか。
なぜレーベルが減るのに読者が増えるの?
・グローバル化して海外に消費者を求めていくので増えると思う。
・アニメ化やコミック化、ボカロ小説など、ライトノベルへの入り口が多くなっている。
・大衆化を果たし、スマートフォンのように誰が持っていても当たり前のものになる。
こちらは読者が増加していくだろう理由だ。
グローバル化うんぬんは詳しくないのでパスするが、日本のラノベ業界とはまた違った話になる気がする。
3つ目の意見はなぜ大衆化を果たすのかに触れていないためこちらもきちんとした理由を述べている意見はひとつである。
ライトノベルの入り口が多くなってるから読者が増えるという意見だが・・・これレーベルが減るっていう意見と矛盾してないか?自分が読み違えているだけ?
出版社も入り口を増やすためわざわざ分離までして新レーベル創刊してるのだろうと思っていたのだが。
なぜラノベ読みはレーベルは減るのに読者は増えるなんて予想をしたのか。