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ファミ通文庫のラノベと同名のラノベが出版

ブックサービスの刊行情報によるとメディアワークス文庫から「嘘つきは探偵の始まり」という作品が刊行されるらしい。
実は以前にファミ通文庫からこれと同じタイトルのライトノベルが出版されている。

「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」にMW文庫新刊が入っているが、こちらの作者は”川上亮”で、MW文庫から出る方の作者は”石崎とも”となっているので関連性は無さそうだ。
川上亮は最近ではダンガンロンパ人狼のノベライズなどをしている。
人狼ゲーム (竹書房文庫)

人狼ゲーム (竹書房文庫)

石崎ともの方は検索してみると電撃小説大賞の3次通過者に名前が載っている。

『「こいつは誰だ」と泥棒は言った』 石崎とも

おそらく新人賞応募作を改題したものなのだろう。
MW文庫はとりあえずタイトルに探偵と付けておけばビブリアの横に平積みしてもらえる可能性があがるので多少無理のある改題をしたくなるのもわかるが。そろそろ文庫名のほうをビブリア文庫にでも改名してはいかがだろうか。


本のタイトルがかぶったところで読者としては露骨なパクリでもない限りあまり問題ではないが、ラノベは人気が出るとメディアミックスなどで商標が問題になったりしてくるのでもうちょっと編集がチェックしたほうがいいんじゃないだろうか。メディアミックスではタイトルが違うとかあんまりしたくないだろうし、タイトル被りではないけど電撃は「ロッテのおもちゃ!」という前科もあるし。