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みんなの望んだ作品がアニメ化されればみんな幸せなんですけどね

アニメ化すればいいという話ではない話 - Togetter


ラノベ読みの間ではすこぶる評判が悪い神日ですが。自分は結構好きだったり。
以前読書会でも話題になったけど富士見の大賞はラノベ読みまくってこじらせてる層より、ラノベ自体まだほとんど読んだことがない若年層、ラノベ初心者(?)層にアプローチをかけてる感じがする。


それはさておき、消費者と制作側の需要と供給がすれ違ってるという話。
読者としては何十巻と続いてる人気シリーズをアニメ化してほしいけど、そういうシリーズはアニメ化しても原作の伸びしろが少なかったり、無駄に予算がかかったり、キャスティングがうまく行かなかったりとたぶん読者には言えないさまざまな事情がある。
読者としては「そんな作り手の事情なんかしらんわ。はよ俺の好きな作品アニメ化しろやガシガシ」でもいいのかもしれないが、アニメ化というのはいろんな会社や人が絡んでくる分多少の不自由はあるということを知っておきたい。
そういう事情を考えておけば、メディアミックスに対する絶望も微減するはず。多分。
あと角川はアニメの出来はさておき原作の売り出し方はうまいので、どうみても需要なさそうな新装版でもある程度はしっかり売ってくれると思われる。原作ファンとしては面白いアニメ化を期待したいが、アニメ効果で新規読者が増えるだけでも万々歳ではないか。


神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)

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葉賀ユイ絵のハルヒが発売されるそうですよ

【コラム・ネタ・お知らせ】 今年15周年を迎えるファミ通文庫のあれやこれやの情報を発信 - アキバBlog


バカテスとハルヒがコラボで、のいぢと葉賀ユイがハッスルしてる。
谷川がハッスルできないから絵師が馬車馬のようにこき使われることになるのだが、読者としてはありがたいキャンペーンだ。
のいぢ絵のバカテスキャラも大変見目麗しいのだが今回の注目点は葉賀ユイハルヒキャラを描いてることだろう。葉賀ユイさんは昔、何冊かハルヒのエロ同人を描いている。それが公式で起用されるようになるとは、胸熱である。レールガンの絵師が冬川基になったのと同じぐらい胸熱である。
どうせならばマイクロビキニハルヒと長門を描いて欲しいのだが、それは無理な相談か。


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MF文庫Jの『終焉ノ栞』が異例のスケジュールで重版

【速報】小説『終焉ノ栞』品切れしすぎてヤバい……2刷投入前に異例の3刷決定 | MF文庫J編集部ブログ


公式ブログの記事なのにアフィブログ臭いタイトルなのは気になるが、作者がどうしても文庫本で出したいとゴネてゴネてゴネりまくったらしいからこうして文庫で出して見事にヒットしたのは喜ばしい限りである。
カゲロウデイズに続いてボカロ小説が文庫で出てヒットしたので他のボカロPも文庫で出したがりそうだが、もともとボカロ系小説を出してた単行本の編集部との兼ね合いとかもあって難しいんだろうな。文庫側の編集だってノベライズ作品ばかり増やしたくないだろうし。
ボカロ系小説は増える一方なのでこれからの動向がどうなるのか楽しみである。
ただ、スマッシュ文庫榊一郎が書かされたボカロ小説は何かの勘違いですよね。


終焉ノ栞 (MF文庫J)

終焉ノ栞 (MF文庫J)


終焉ノ栞(1) (MFコミックス ジーンシリーズ)

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東部市場前

ラノベレーベルの成功とは

成功する新ラノベレーベルを作る方法を考えよう! ―その1― - 積読バベルのふもとから


ラノベレーベルの成功って、具体的にどうなれば成功といえるのだろうか。
失敗は、もちろんレーベル廃刊だが成功は何をもって成功とするのか明確な基準が必要じゃないか。


例えば、KAエスマ文庫は「中二病でも恋がしたい!」以外の作品はほとんどその存在を認知されていない。その「中二病」にしたってほとんどアニメを見た人しか買っていないだろう。
しかし、新規読者には見向きもされなくても刊行当初からファンはアニメ化候補作品として刊行作品に注目を寄せていたし、アニメ放送中の「中二病」はどこの店でも品切れが相次いで起こっていた。他のラノベレーベルと比べるとプロモーションは弱いし、販路も不十分だったが、京都アニメーション作品のファングッズとしてなら充分成功していると言える。
もともとKAエスマ文庫は京都アニメーション作品のファングッズの一つとして作られたようなレーベルなので、販路を広げることは最初から念頭に置いていないのだろう。

例えば、講談社ラノベ文庫は刊行から間もなく新人賞作品のアニメ化を行い。すでにシリーズ作品のTVアニメ化も控えてる。普通のレーベルならば刊行作品のアニメ化というのはそれ自体がレーベルの成功といっても過言ではないだろう。しかし、この講談社ラノベ文庫の相次いだアニメ化はレーベルの成功とはどうも思えない。むしろ、もっと大きい成功を掴み取るための試みの一つなのではないかと思う。

例えば、GA文庫は「這いよれ!ニャル子さん」「織田信奈の野望」「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」などのアニメ化で一躍レーベルの知名度が高まってきたが、販路の拡充はしていないという。
これは新規の読者層を取り入れるより、今の読者層にしっかりと売っていくという明確な方向性ゆえだろう。いろんな読者に読まれることもレーベルによっては重要で、成功要素になりえるだろうが。まず既存の読者に手にとってもらうことで、面白いシリーズを長く安定して刊行していくというやり方もある。




レーベルによって目指すところが違うため何を持って成功かというのはそれぞれで全く異なってくる。
だから、他のレーベルがやって成功した試みをそのまま試そうとするのはやめてもらいたい。レーベルによって色は異なるのだから、そのレーベルに見合った戦略をきっちりと練って試してほしい。
そのほうが読者だって楽しいだろう。もし、同じような戦略で同じように成功したレーベルがいくつもあったところで、それらのレーベルの作品を読もうとはあまり思えないのだ。

クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえあんてぃーく (内山靖二郎)読了

クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえあんてぃーく (ログインテーブルトークRPGシリーズ)
合間に反省会や解説があってクトゥルフTRPG知らない人にも優しい作りのリプレイ本
自分も、クトゥルフ神話TRPGをほとんど知らない状態でPLとして誘われてしまって、事前に少し勉強しておこうとこの本を手にとったのだが大変わかりやすくてよかった。
緩い層に向けて作られてるためか、キャラクターは女子高生やメイドさんなどが揃ってるのだが、シナリオの方は容赦なくホラー系、スプラッタ系、サスペンス系と取り揃えてるのが面白い。そんなシナリオでもGMが頑張って読者サービスを捻出しようとしてるのがまた素晴らしい。もっとやれ。
クトゥルフ的な要素が出てくると「どの原典がおすすめ」などの説明も織り交ぜてくれるのも嬉しいところ。
クトゥルフ神話TRPGに興味があるのなら読んで損はない。


シナリオの流れもきちんと練られていて全体的に楽しく読めたのだが、キャラクターごとの踏み込んだ描写が少なかったのはひとつの不満点。TRPGという性質上仕方ない気もするがもっと個別のエピソードがあってもいいじゃない。せっかく萌えキャラもいるんだし(力説)。読者視点でキャラへの愛着が湧きづらいから、探索者がロストしてもショックは少なくなりそう。少ないほうがいいのかもしれないけど。
メイン舞台となるるるいえ堂の描写ももっと増やしてほしい。あまり全容が映されると逆に神秘性が薄くなるという危惧もあるけど。単純にどんな店なのか気になる。さやかちゃんのバイト姿もっとみたい。

今何でもするって言ったよね?「ごはん食べたい!」が100ページ無料公開中

100ページ無料公開しますから? 新作「ごはん食べたい!」お試し版を公開中!! (GA文庫ブログ)


目を引くタイトルと表紙で売れるオーラをびんびんに漂わせてる本作。GA側も相当気合を入れているのか、100ページも無料で公開している。
購入確定している作品の試し読みは読まないタチなので自分は読んでないが100ページとはそうとうのボリュームだろう。昔「俺修羅」の試し読みで数十ページ公開して盛り上がっていたころもあったがGAもお試し商法がよほどうまく言ってるのか、どんどんページ数を増してきている。
最終的にはガガガ文庫のように9割公開になったり・・・はさすがにしないだろうが、どこまで公開するのかは気になるところである。
もっとも、ラノベではスニーカーや星海社が全文無料公開をしてるのでそれに比べればインパクトは全然薄いのだが。
はやく実物を手にとってご飯食べさせたい。


ごはん食べたい! -なんでもしますから?- (GA文庫)

ごはん食べたい! -なんでもしますから?- (GA文庫)


どこぞでは虐待物ラノベだなどと深読みがされていたが、HJ文庫じゃあるまいしそんな冒険いらない


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アスキー・メディアワークス「電撃文庫」の超人気作品『俺の妹』と語学書の、夢のコラボが実現!|株式会社中経出版のプレスリリース
【このライトノベルが売れて欲しい】第32回『サイハテの救世主』壊れてしまった天才の苦悩と世界を救う責任、そして癒しの物語 « ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン
大電撃文庫展|作品と読者を結ぶ 電撃文庫 新体感型イベント!!
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らのすき特設ページ

ラノベ進出したエロゲライターが軒並み中堅程度の位置に・・・ということは?

ラノベ進出したエロゲライターが軒並み中堅程度の位置に : 家宝は2次元


エロゲは詳しくないが、ラノベ界はエロゲ界から越境してくるライターが多い
ある程度知名度のある人だったり無い人だったり渡ってくる人はさまざまだが渡り先のレーベルはほとんど限られている。
そう、ガガガ文庫一迅社文庫だ。
エロゲ発ライターが中堅ラノベ作家として認められてきたということはそれらの作家が活躍するレーベルは中堅ラノベレーベルとして認められてきたということじゃないだろうか
エロゲレーベルとか新人賞作家よりエロゲライターを大事に育ててるとかさんざんなことを言われもしたがいつ無くなるかもわからなかったような一迅などが中堅レーベルの一つとして数えられるのを想像するとなにか感慨深いものがある。
今年はイズルを引っさげて新たにオーバーラップ文庫が参入するのでエロゲラノベレーベル三つ巴に期待したい。最後は共倒れ