ハーレム物ばかりと嘆かれるラノベ界でガチの後宮小説を書くのは石川博品ぐらいだろうし、さらにその後宮で野球をやらせようなんて考えるのは小説界の中でも石川博品ただ一人だろうし、そんな素っ頓狂な内容を傑作に仕上げてしまえるのは世界ひろしと言えど…
金とセックスと暴力の話。どうしようもない物語である。主人公は最初から道を踏み外していて、些細なきっかけや事象の重なりで修正の効かない方向へと突っ走っていく。どこかで完全に歯止めを失い、破滅する。なにか間違っていたとすれば最初からであり、ど…
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