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登場人物全員頭が悪い「世界寿命と最初の七日間」

感想 ライトノベル 評価E MF文庫J

世界寿命と最初の七日間 ―雨宿り街短編集― (MF文庫J)

 

同名楽曲のノベライズなのだけれども、楽曲の歌詞をそのまま10倍くらい綿棒で薄くぺらっぺらになるまで引き伸ばして何の味付けもせずに仕上げたような内容でした。素材の自然のままの味をお楽しみください……ただし生肉!!みたいなっ。

 

日々鬱屈とした日々を送ってる人々が、いきなり人気者になったり人と入れ替われる能力をみにつけたり、自分の分身を創りだしたり、そんな突拍子もない能力を手に入れて、特に思い悩むこともせずに「こんな素晴らしい能力が手に入るなんて自分はなんて運がいいんだ! 神様ありがとう!!」と、とりあえず神と母親に感謝しておく頭の悪いラッパーみたいな思考回路の末にろくでもない力の使い方をするというだけの話。別段オチもない。

作者がそのまま頭の悪い作曲家だから仕方がないのかもしれないが、能力に対する考え方も能力の考え方も頭悪すぎて読んでてイライラが募りに募っていく。最初から最後まで「国のことは全部偉い人が決めてて僕達庶民は何も出来ない」みたいな小学生レベルの思考の登場人物しか出てこない。

 

こんなポエムノート以下の便所紙がMF文庫Jから出版されたのが驚きである。kindleセールで買ったから便所紙にもならないんだけどな。

 

貶してばっかりでも仕方ないで、よかったところ探しもしよう。

ネットで人気になったり、王様になった主人公がファンや群衆に振り回される描写が作者の心の闇っぽくて少し興味深かった。どの短編にもちゃんとしたオチが付かず投げっぱなしなのだけど、それが作者の中でも答えが出てなくて現在進行形で悩んでる事柄なんだろうなあとか考えてしまう。なんにせよ娯楽からは程遠い一冊。

世界寿命と最初の七日間 ―雨宿り街短編集― (MF文庫J)

世界寿命と最初の七日間 ―雨宿り街短編集― (MF文庫J)

 

 

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