売れないラノベ作家「RETU」とは
はてブロ作って早々に更新サボりがちになってしまった
更新停止中、クトゥルフのシナリオ書いてたり積みゲーを淡々と消化してたりしていたのだが、その間にもラノベ界隈では面白いニュースがいろいろあったようで。
角川関連のニュースなど記事にしてみようとも思ったが、時期を逸してしまったので別のネタで書く。
ラノベ作家になりたい君へ
はてダからもリンクしてあるが「ラノベ作家の処世術」というサイトは自称「売れないラノベ作家」が運営しているサイトだ。
ラノベ作家が匿名でサイト運営しているというだけでも珍しいのだが、増田で宣伝したことにより一躍有名になった。
しかしこう有名になると、一体何を書いてる人がやっているのかというのを詮索したくなってしまうのがラノベ読みの悪いところです。ええ。
サイトや増田に書いてある情報で特定の役に立ちそうなものを抜き出してみると
- 学生時代にデビューして、兼業を経て専業作家
- ここ一年ぐらい出版出来てない
- 現在の収入源はゲームシナリオの外注作業がほとんど
- 受賞までは2年ほど
- 3年ほどネット小説で活動してた下地
- 大賞ではありませんでしたが そこそこの金額をいただきました
- HP運営は素人
少ない。
さすがに特定可能な情報に関しては慎重なようだ。大きな情報としては「学生時代にデビュー」「大賞ではありません」あたりだがこれだけじゃほとんど絞り切れない。せめてレーベルのヒントでもあれば違うのだが。
まずレーベルから絞り込もう。
リンクしてるサイトの特性や、増田でも電撃を例に挙げてることから少女小説は除外する。
「学生時代にデビューして、兼業を経て専業作家」「ここ一年ぐらい出版出来てない」これらの情報から少なくとも新人作家ではないことがわかる。学生時にデビューし、一度社会人になって専業になるという過程からして、デビューから少なく見積もっても3年以上は経っているのではないかと予想する。ここ数年で出来たレーベルでないことがわかる。候補は電撃・靴・富士見・MF・ファミ通・SD・ガガガ・HJ・GAあたりか。
「そこそこの金額をいただきました」との情報から賞金は50万円くらいじゃないかと推測する。大賞ではないとするとそれに次ぐ金賞や優勝賞受賞者ではないかとあたりをつける。この時点で優秀賞以上の受賞者が現役で書き続けてるMF文庫J・GA文庫は候補から除外。長らく大賞と佳作以外が出なかったスーパーダッシュ文庫も除外。優秀賞以上の受賞者に学生がいないファミ通文庫も除外。
あとは「作家殺しの地獄の新企画立ち上げ」という記事を書いていることから複数のシリーズを立ち上げていることが伺える。そして「HP運営は素人」というところから他にサイトを作っていないだろうこともわかる。
そしてメディアミックスについて一切触れられていないことから、おそらくメディアミックス経験はない。
以上の要素を踏まえ、個人的にこの人はないなと思う候補を除外し、残ったのが以下の2名だ。
- 作者: 高遠豹介,油谷秀和
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九重一木
ガジェット 無限舞台 BLACK&WHITE (角川スニーカー文庫)
- 作者: 九重一木,植田亮
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- 発売日: 2009/07/01
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うーん。どちらも違う気がする。そもそもの情報が少ないからふるいに欠けられなかっただけで全然見当違いなような。
というのもtwitterアカウントをみてみると、フォローしているのが砂義出雲と八針来夏。どちらも最近デビューした作家なので接点を感じにくい。とすると前提のデビューから数年経っているという推測が間違っているのか・・・。
まいじゃーさんと平和さんもしっかりフォローされてるのでその両名なら答えがわかるんだろうなー。うーむざんねん。
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原作売れたみたいだしよかったね
うーん