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桜庭一樹のラノベ「赤×ピンク」が実写映画化!監督は坂本浩一!

WebNewtype-坂本浩一監督・新作映画「赤×ピンク」エキストラ募集のお知らせ

作品名:「赤×ピンク」
深夜の六本木、廃校となった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ファイト。闘士はどこか壊れた、でも純粋な少女たち――都会の異空間に迷い込んだ彼女たちのサバイバルと愛を描く、直木賞作家・桜庭一樹、伝説の初期傑作を待望の映画化!!


直木賞受賞してからすっかり一般向け作家になった桜庭一樹の初期作品がここにきて実写映画化である。
桜庭一樹の初期作品といえば『GOSICK』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『推定少女』などが挙げられがちだが、『赤×ピンク』である。
自分は桜庭一樹作品で一番面白いのは?」と聞かれれば迷わず『砂糖菓子』を挙げるが、
「じゃあ『赤×ピンク』は?」と返されると迷ってしまう。

東京・六本木、廃校になった小学校で夜毎繰り広げられる非合法ガールファイト、集う奇妙な客たち、どこか壊れた、でも真摯で純な女の子たち。体の痛みを心の筋肉に変えて、どこよりも高く跳び、誰よりも速い拳を、何もかも粉砕する一撃を―彷徨のはて、都会の異空間に迷い込んだ3人の女性たち、そのサバイバルと成長と、恋を描いた、最も挑発的でロマンティックな青春小説。

タイトル。キャットファイトという題材。三人の主人公。そして生々しい描写。とにかく強烈に印象に残る一冊だ。
『砂糖菓子』などに比べれば知名度は低いが、間違いなく桜庭一樹の代表作の一つに数えれるだろう名作である。

赤×ピンク (角川文庫)

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赤×ピンク (ファミ通文庫)

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そして監督は坂本浩一・・・えっ。坂本浩一!?
坂本浩一といえば特撮の監督で有名な人だ。自身も映画作品に出演しながら海外の特撮作品の監督をこなし。近年では『仮面ライダー』『スーパー戦隊シリーズ』『牙狼-GARO-』などの作品で監督・アクション監督をつとめアクションシーンと太ももに定評のある人として知名度を集めている。

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ラノベオタ兼特撮オタな自分的には完全に俺得な組み合わせの実写化なわけですが。これ一体どういう経緯で決まったんだろう。坂本サイドから原作にオファーがかかったのか、最近の角川実写化ラッシュの一端なのか。『はがない』なんかは賛否わかれているけど『赤×ピンク』は下手にアニメにするより実写のほうがずっと映えそうな内容なので素直に喜べる。公開が楽しみですね~。