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ヤマグチノボル先生の死去と、死者を金儲けに使うという行為

20130411
ライトノベル作家・ヤマグチノボルさん死去 末期がん闘病2年、41歳 (オリコン) - Yahoo!ニュース
フロントウイング公式サイト-ニュース


追悼 ヤマグチノボル先生|BOOK☆WALKER
ヤマグチノボルを挑発し続けたやらおんが証拠隠滅中



長らく闘病生活を送っていたヤマグチノボル先生がお亡くなりになった。
その早すぎる逝去に、自分の観測範囲内でもtwitter、はてな、2chなどさまざまな場所で多くの人がショックを受けていたようだった。
先生の著作を全部追いかけてはいない自分でも残念に思ったし、ましてやずっとシリーズを追いかけていたファンの悲しみは計り知れない。
だから、いままで故人を貶していたまとめブログ・アフィリエイトブログが手のひらを返したかのように故人を偲ぶ訃報記事をアップしているのに怒りを覚えるのはわかる。死者をダシにお金を稼いでるんじゃないかと声を上げたくなるのはわかる。
でも、それを非難してどうするの?とも思ってしまう。自身が亡くなってからでも、いろんな人に本を読んでほしいと思うんじゃないかと考えてしまう。たとえ訃報に合わせた販促でも、それで多くの人に読まれたほうが故人には幸せなんじゃないかと、悩んでしまう。
いろんな反応を見たが、Bookwalkerの追悼ページにまで難をつけるのはどうなんだろう。自分の倫理観のほうがおかしいのだろうか。
追悼で故人の作品を宣伝するのはいけないこと?死者で金儲けしてると非難されても仕方がないの?


最後に一ライトノベル読者として哀悼の意を表します。数々の楽しい作品を生んでくれてありがとうございました。




その他のラノベニュース

「俺修羅」という略称について

タイトルの略称がスゴいライトノベルベスト5 | ダ・ヴィンチ電子ナビ


「パいこき」という最低の略称に注目がいってしまうが
4位の俺修羅にも、非公式のもっと最低な略称があったのはあまり知られていない


『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』略称決定 - 主にライトノベルを読むよ^0^/ はてなブックマーク - 『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』略称決定 - 主にライトノベルを読むよ^0^/


「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」

「おれのかのじょとおさななじみがしゅらばすぎる」

「"お"れのかのじょとおさ"な"なじみがしゅらばすぎ"る"」

「おなる」


この略称は売りスレ出身の作者もさすがに嫌だったのか、公式で「俺修羅」をアピールしまくったために「俺修羅」で定着した。
『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』あちこちで売り切れてる - 主にライトノベルを読むよ^0^/ はてなブックマーク - 『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』あちこちで売り切れてる - 主にライトノベルを読むよ^0^/


しかし俺修羅が浸透したあとも、絵師のるろおはノリノリで「おなる」を使ってたりした
『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』『花咲けるエリアルフォース』『ムシウタ』『機巧少女は傷つかない』るろおが販促漫画公開 - 主にライトノベルを読むよ^0^/ はてなブックマーク - 『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』『花咲けるエリアルフォース』『ムシウタ』『機巧少女は傷つかない』るろおが販促漫画公開 - 主にライトノベルを読むよ^0^/


「おなる」と最初に名付けたスレ民も、このマンガ描いていた頃のるろおも、この作品がアニメ化されるほどに人気作になるとは思っていなかっただろうし、まともな略称で定着してほんとよかったよかった。
個人的には同じ作者のデビュー作「踊る星降るレネシクル」こと「るるる」の新刊も出てくれればほんとに万歳万歳なのだが、いつになったら出るのだろう。
そして「はがない」の作者がこのラノで予告した「魔王からは逃げられない」こと「はげない」も結局でなかったけど、あれはなんだったんですかね。


踊る星降るレネシクル (GA文庫)

踊る星降るレネシクル (GA文庫)


踊る星降るレネシクル 4 (GA文庫)

踊る星降るレネシクル 4 (GA文庫)




その他のラノベニュース

いやあ、テンプレってほんとすばらしいものですね

電子書籍で配信したりはしないの?

海外ラノベといえば台湾の印象が強い

ラノベ作家が考える、上手な感想の書き方

ライトノベル作家から感想を書く君へ - Togetter


赤月カケヤがtwitterでラノベ感想書きへ感想指南をしているようだ。
かいつまんで説明すると、「感想文にツンデレはいらねぇ」「類似作品の名前挙げると荒れる」ってことなのだが、同じレーベルにネットの感想読んで心が折れた壱月龍一がいるのでなんとも説得力がある話だ。作者側からすると最初に罵倒されて後から褒められるより、最初に上げて次で貶すデレツン感想のほうがダメージが少ないのだろう。毎日毎日編集からツンデレダメ出しを食らってるであろうことを考えると、せめて読者としてはデレデレ感想の一つも書いてあげたくなる。でもね、最初の3行でダメ出しする作品って本当につまらないと思ってる作品だから。「素直に褒めたい」なんて微塵も思っちゃいないから。その後に続く部分でどれだけ美辞麗句を重ねて取り繕っていても内心ではクソ以下にしか思ってないから。ツンデレに見えてツンしかないから。「クラスの女子が全員俺に気があるように見える」現象と同じだから。わざわざつまらないと思う作品の感想書くなって?そんなのチラシの裏にでも書いてろって?うっせええええええここがチラシの裏なんだよ読んでもらうために感想書いてるわけじゃねえんだよ上から目線で「僕が考える、上手な感想の書き方。」とか言ってるんじゃねえよ感想ぐらい好きにかかせろうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


って思いました。




ちなみに赤月カケヤ先生の新作「俺が生きる意味」は3月、4月に2ヶ月連続刊行です。
よーし僕も「俺が生きる意味」読んで赤月カケヤ式感想文書いちゃうぞー

俺が生きる意味 1 (ガガガ文庫)

俺が生きる意味 1 (ガガガ文庫)


俺が生きる意味 2 放課後のリゾルト (ガガガ文庫)

俺が生きる意味 2 放課後のリゾルト (ガガガ文庫)




その他のラノベニュース

アリオマペロ

そんなのもあったねって感じ

下野下野してる

あ、そこ否定するの

ラノベサイト管理人がライトノベル編集者に

サイト更新停止&ライトノベル編集への転職ご報告 - 平和の温故知新@はてな


皆さんご存知、平和の温故知新の平和さんがオーバーラップ文庫の編集へと華麗に転身を遂げた。
え、知らない?あのラノベ界隈のボスと言われた平和さんを?知らない?
下手な作家より界隈に顔が効くと言われたあの平和さんを知らないって?
ラ菅連という組織を立ち上げ、ラノサイ杯というビックイベントを企画し、人気作家へのインタビューも平気にこなし、本棚の画像が2chまとめブログに転載されまくり本人より本棚のほうが知名度が上がってしまった、ラノベ界隈で最大の発言力を持つ平和さんを知らないなんて人は、まさかいないよね???
さすがにみんな知ってますねよかったよかった。


そんな平和さんもついに堂々と業界入りである。
個人的にはオーバーラップ新人賞ページの「つまらないは罪だ。圧倒的なまでのエンターテイメントノベルを求む!!」というイカした煽り文句を考えたのが平和さんなのかそうじゃないのかが気になって夜も眠れない(読書が捗る)のだが。
いままでに集めたラノベ知識とコネと影響力を使って超絶面白い作品をバンバン生み出して果てには「オーバーラップの三木」とか言われるようになるに違いない。
担当作品もアニメ化されまくってメディアミックスで不都合が起こる度「平和が悪い」を連呼されるようになるのだろう。
ラノベサイトを運営している方は媚を売っておくならいまのうちである。オーバーラップの宣伝をしておけば献本の一冊や二冊もらえるかもしれないぞ!
自分も平和ファミリー入りして献本ウハウハステマ飯したかったのだが話を教えてもらってすぐにオーバーラップについてのごたごたを記事にするという背信行為をしてしまったので、すでにオーバーラップ文庫編集部のブラックリストに掲載されてそうだ。


オーバーラップ文庫とメディアファクトリーお家騒動 - 主にライトノベルを読むよ^0^/ はてなブックマーク - オーバーラップ文庫とメディアファクトリーお家騒動 - 主にライトノベルを読むよ^0^/


栄えあるラノベ勢からの編集デビュー。
ラノベ読み一体でどんどん持ち上げていきましょう。
平和さん改めておめでとうございます。
高いところから落とされないように気をつけてください。


よろず屋退魔士の返済計画 1 100億の契約書

よろず屋退魔士の返済計画 1 100億の契約書


↑平和さんの初担当作品!
IS<インフィニット・ストラトス>1 (オーバーラップ文庫)

IS<インフィニット・ストラトス>1 (オーバーラップ文庫)


その他のラノベニュース

3ヶ月連続刊行はまずないよね

森田季節?/ではなかった様子 https://twitter.com/moritakisetsu/status/319020930913415168

ラノベ作家の間で増田ブームでもきてるのか

なお、騒いでいる層は制作会社つながりで春アニメの変態王子に延焼させようと必死

クラウゼウィッチーズ(巌百合彦)読了

クラウゼウィッチーズ


クラウゼヴィッツの「戦争論」を扱ったもしドラ的小説。だとでも思ったか!莫迦め!ひっかかったな!!


「戦争論」について書かれているページはほとんどおまけみたいなもので、どこを見渡しても下ネタのオンパレード。下品なラノベでは「僕は友達が少ない」が有名だが、そんなの目じゃないくらいシモにまみれた一冊。パラパラと本をめくるとページのどこかに必ず一つは下ネタがみつかるレベルのお下劣小説だった



キャラクターが変態


序盤にキャラクターのプロフィールがあるのだが、そこに性癖の欄がある。
まず表紙中央の黒髪でキリッとした目つきの娘は、見た目通り「S」と書かれているが。後半になるにつれMの本性を現していく変態である。基本は戦争のことに夢中なのだが、それ以外のこととなるとさらっと「はじめてはいたくしてほしい」などと迷言をかます。


次に左上の娘は一見金髪の美少女だが、この作品一番の変態だ。
性癖は「性的マイノリティ全般」であり。好みのタイプは「陰気」で「卑屈」な男性。「おしっこが聖水と言えるかどうかが分水嶺」「まずは鵯越の逆落としよ」など数々の迷言を日常会話に織り交ぜその変態性を披露している。なぜこんなキャラを作った


最後に表紙右上の娘は物語の語り部(主人公)なのだが。プロフィールこそ性癖は「ノーマル。ストレート」と書いてはいるが、地の文を読んでいくとこの娘も漏れ無くまごうことなき変態であるということが伺える。特に1ページまるまるアナルの魅力を語るシーンは正気の沙汰とは思えない。こんなヒロインいままでにいただろうか。



地の文も下ネタだらけ


キャラの発言で下品な掛け合いをするだけなら「はがない」もそうだったが、この作品は地の文のレベルも高い。常人が考えつかないような比喩をさらっと使いこなす。「射精する鮭のようだ」「ぱっくりと淫らに開いていたエレベータが」などと出版社の名前を二度見するような文章表現が散見される。
著者は大学の教員で、別名で実用書などをかなりの数出しているそうなのだが、官能小説の間違いではないか。



展開も下ネタだらけ


4章仕立てになっていて、一応各章戦争をするのだが戦争の部分は薄い。どうでもよい下ネタのほうにあきらかにページを割いてる。戦争物だからまだ「性欲処理用の山羊」の話なんかは百歩譲って必要なネタだと言えなくもないが「大腸内視鏡検査」のシーンはどう考えても必要がない。わざわざ挿絵付きで描写するシーンでは絶対ない。著者はこのシーンを描くために実際に内視鏡検査を行ったらしいが情熱をかけるところはそこでいいのか。若い人に「戦争論」を紹介するのが目的らしいがこんな内容で「戦争論」を読んでみようと思う人がどれだけいるのだろうか。



逆にすごいよね


キャラの掛け合いも不慣れで、ストーリーも散々なのだが。ここまでの下品なネタを展開する技量は逆に希少なので評価されるべき。
戦争が部活動レベルで許容されてる不思議な世界観も魅力の一つ。キャラもここまでぶっとんだキャラクターだらけの作品にはそうそう出会えない。
なにか変わったものが読みたくなったらおすすめしたい1冊。


クラウゼウィッチーズ

クラウゼウィッチーズ

売れないラノベ作家「RETU」とは

はてブロ作って早々に更新サボりがちになってしまった
更新停止中、クトゥルフのシナリオ書いてたり積みゲーを淡々と消化してたりしていたのだが、その間にもラノベ界隈では面白いニュースがいろいろあったようで。
角川関連のニュースなど記事にしてみようとも思ったが、時期を逸してしまったので別のネタで書く。


ラノベ作家になりたい君へ
はてダからもリンクしてあるが「ラノベ作家の処世術」というサイトは自称「売れないラノベ作家」が運営しているサイトだ。
ラノベ作家が匿名でサイト運営しているというだけでも珍しいのだが、増田で宣伝したことにより一躍有名になった。
しかしこう有名になると、一体何を書いてる人がやっているのかというのを詮索したくなってしまうのがラノベ読みの悪いところです。ええ。


サイトや増田に書いてある情報で特定の役に立ちそうなものを抜き出してみると

  • 学生時代にデビューして、兼業を経て専業作家
  • ここ一年ぐらい出版出来てない
  • 現在の収入源はゲームシナリオの外注作業がほとんど
  • 受賞までは2年ほど
  • 3年ほどネット小説で活動してた下地
  • 大賞ではありませんでしたが そこそこの金額をいただきました
  • HP運営は素人


少ない。
さすがに特定可能な情報に関しては慎重なようだ。大きな情報としては「学生時代にデビュー」「大賞ではありません」あたりだがこれだけじゃほとんど絞り切れない。せめてレーベルのヒントでもあれば違うのだが。


まずレーベルから絞り込もう。
リンクしてるサイトの特性や、増田でも電撃を例に挙げてることから少女小説は除外する。
「学生時代にデビューして、兼業を経て専業作家」「ここ一年ぐらい出版出来てない」これらの情報から少なくとも新人作家ではないことがわかる。学生時にデビューし、一度社会人になって専業になるという過程からして、デビューから少なく見積もっても3年以上は経っているのではないかと予想する。ここ数年で出来たレーベルでないことがわかる。候補は電撃・靴・富士見・MF・ファミ通・SD・ガガガ・HJ・GAあたりか。
「そこそこの金額をいただきました」との情報から賞金は50万円くらいじゃないかと推測する。大賞ではないとするとそれに次ぐ金賞や優勝賞受賞者ではないかとあたりをつける。この時点で優秀賞以上の受賞者が現役で書き続けてるMF文庫JGA文庫は候補から除外。長らく大賞と佳作以外が出なかったスーパーダッシュ文庫も除外。優秀賞以上の受賞者に学生がいないファミ通文庫も除外。
あとは「作家殺しの地獄の新企画立ち上げ」という記事を書いていることから複数のシリーズを立ち上げていることが伺える。そして「HP運営は素人」というところから他にサイトを作っていないだろうこともわかる。
そしてメディアミックスについて一切触れられていないことから、おそらくメディアミックス経験はない。
以上の要素を踏まえ、個人的にこの人はないなと思う候補を除外し、残ったのが以下の2名だ。



高遠豹介

藤堂家はカミガカリ (電撃文庫)

藤堂家はカミガカリ (電撃文庫)

九重一木


うーん。どちらも違う気がする。そもそもの情報が少ないからふるいに欠けられなかっただけで全然見当違いなような。
というのもtwitterアカウントをみてみると、フォローしているのが砂義出雲と八針来夏。どちらも最近デビューした作家なので接点を感じにくい。とすると前提のデビューから数年経っているという推測が間違っているのか・・・。
まいじゃーさんと平和さんもしっかりフォローされてるのでその両名なら答えがわかるんだろうなー。うーむざんねん。


その他のラノベニュース

2作だけで「定番化!?」とか言われても

日日日

渡航先生のブログも合わせて紹介しておいてください

原作売れたみたいだしよかったね

うーん